『翼端小翼』小林信也

978-4-7904-1906-8

3,300円(税込)

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この記憶を共に持てるはいつまでか翼端小翼は窓外に輝り

本歌集の時期は五十代から六十代前半、定年延長でまだ勤め人を続けていて、息子たちは高校、大学から就職に至る年代である。肩の荷物が大分軽くなり、妻と何度も海外に旅行した。本書の書名はそんな時代の象徴かも知れないと思っている。(本書「帯文」より)