『水の詩がきこえる』中平武子

978-4-7904-1855-9

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中平武子さんの生には、絶えることなく水の音がより添っているようだ。
 この郷の源流の森に分け入りて手にすくふ水甘くつめたし
遠くから響いてくる水のオーラは、源流をもとめ、さまざまな屈曲とともに読者を楽しませる。中平武子渾身の第三歌集である。
 水に宿りながらへしわれの終の日はふるさとに降る雨になりたし (帯文・日高堯子)