『子規の旅行鞄』雁部貞夫

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著者:雁部貞夫

著者第6歌集。
「実景ならなんでも句になる」(子規)若い子規も節も長い旅を好んだ。特に節は生涯にわたり、それをくり返した単独行者だ。茂吉も文明も旅することで「歌の世界」を豊かにした。ヒマラヤの旅をする余暇を失った私は、日本の「辺境」に「実景」を求めて、この十年旅をくり返して来た。それは「自然」と「人間」を結ぶこころの旅でもあった。(雁部貞夫)

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