『アジアの片隅で』新城貞夫

2,750円(税込)

購入数

著者:新城貞夫

沖縄からの発言。歌文集。
私が小、中、高校を過ごした村には「千年の響」という泡盛がある。ならば「万葉集」以来、千三百年の韻律を保つ伝統詩・短歌は悠遠である。この詩の形式を近代主義者は詩の形骸と言う。あいにく私は主義者ではない。むしろ極東の島国に住む者の思想とは言わぬが、情緒の器にはなり得ている。この情緒を大事にする。(本書「帯文」より)

旧商品コード:ajianokatasumide