『足羽のほとり』加賀要子

3,300円(税込)

著者:加賀要子

著者第二歌集。
 福井のかつての大劇場、加賀屋座の一族に嫁ぎ、現にその町で映画文化の孤塁を守らんと苦闘する夫君と子息を扶けて、足羽川のほとりで暮らす作者。
 その傍ら、ふるさと「越」の山々に親しむこと半世紀、四季の「山の声」(第一歌集)を熟知する作者である。
 数年前の大患を克服した生の力が、強靱な歌の調べを、再びここに伝えんとする。ご清鑑を願うこと切である。(雁部貞夫:本書「帯文」より)

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