『入らずの森』古谷鏡子

2,750円(税込)

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著者:古谷鏡子

第5詩集。
おもに詩誌「六分儀」に発表されたものを収録。
 この頃、終りのない詩を書きたいと思っている。終りがないということは、一方でどこで終わってもいいということでもある。断片のように、そしてその断片をつないで、ひとは日々を生きていると思うようになったからかもしれない。毎日が連続していると考えるのは錯覚か思いこみにすぎないのではないだろうか。この本もそんなふうに読んでいただければ幸いである。(本書「あとがき」より)

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